楽天アドロールで実現する挑戦と成長

2018年、楽天とアメリカのアドテクノロジー会社、AdRoll Group(現・NextRoll)日本法人とのジョイントベンチャー(以下、JV)として、楽天アドロール株式会社が誕生した。最先端技術を駆使したAdRollの広告プラットフォームで、一億以上の楽天IDを活用し「人」ベースでの配信が可能な広告配信ソリューション「RMP – Display Ads」を提供している。

日本のアドテクノロジー業界が騒めいた「楽天とAdRollのJV設立」というこのニュース、自らを「内向的で寡黙」と表現する彼も、驚きを表に出すことを抑えられなかったという。これまで楽天とAdRoll、そして現在はこのJVである楽天アドロールの3社でエンジニアとして働く彼に、その経験と想いを語ってもらった。

楽天で出会ったエンジニアの世界

ベラルーシで生まれ育ち、神戸で学生時代を過ごしたLukashenka Siarhei(以下、Luka)は、新卒で楽天株式会社に入社した。編成部のウェブ解析チームに配属され、最近で言うデータアナリストのような業務に就いた。

「ウェブ解析の仕事では、楽天グループのサービスを横断的に見ていたので、色々な事業部と関わることができて面白かったです。次第に、コーディングの知識が必要になることに気づき、自分で勉強を始めました。2年目になった頃、中途入社で入ってこられたチームリーダーが、私のコーディング意欲を見て、javascriptをやらないかと言ってくれて、しかも直接教えてくれるようになりました。いい先生に出会いました。」

急成長中の楽天は、事業拡大に伴って組織編成を繰り返し、Lukaの所属していたチームは徐々にエンジニアチームへと形を変えていく。

「エンジニアの仕事に夢中になって、週末も本や動画を見たり、あらゆる手段で勉強していました。」家族もエンジニア揃い、気質的にも相性が合ったのか、彼はエンジニアの世界に没頭し、気が付くと5年目に突入していた。「楽天の優秀な人と働くのはとても楽しかったです。ただ、頼っていた先輩が転職したり、社外の友人との交流が広がるにつれて、自分も卒業を考えるようになりました。他の会社はどうなっているのかな、外が見てみたい、と。」

AdRollへ~新しい風を求めて~

そんな中、知人を通してサンフランシスコにあるAdRoll本社のリクルーターと繋がり、東京オフィスのポジションを紹介される。

「当時メンバーは30人程、楽天に比べると小さな会社でしたが、東京オフィスが開いたばかりで勢いがあり、自分の好きなことができそうでしたし、西海岸の会社ならではのオープンな環境があるのではと期待が膨らみました。それに、楽天でもマーケティングツールをつくっていたので、デジタル広告業界へ移行する難しさは感じませんでした。」

期待通りの仕事と環境に飛び込んだLukaは、AdRoll日本法人での時間を“ハッピーな時代”と思い返す。

「ソリューションエンジニアとして、プリセールスとエンジニアのハイブリッドのような仕事をしていました。

お客さんのオンボーディングから入って、広告配信までの一連を全部見ていました。新しいチャレンジでしたが、AMの仕事を自動化するタスクなど、エンジニアならではのアプローチを適用することもできたのはいい経験です。

それに、優秀なメンバーが揃い、360度評価制度も導入されていて上司や同僚は真剣に評価し、自分を成長させようとしてくれる。

フレキシブルな働き方、それにオフィスでヨガをしたりチームビルディングのための補助など嬉しい福利厚生プログラムがあったり。一人ひとりの希望を聞き入れるカルチャーがあり、心地よく働いていました。」

充実した日々を送る中、冒頭のニュースが飛び込む。AdRoll日本法人が、楽天とのJVになる。

スピード感ある意思決定が成長へとつながる

「驚きました。腐れ縁だな、と(笑)。会社を去るメンバーもいましたが、私は残ることを決めました。一人前のエンジニアになりたいと強く思っていましたから、JVではオリジナルのプロダクトを開発すると聞いてチャンスだと思いました。JVでの希望の仕事を伝えると、社長のLucianoは”オッケー!”と。」

現在は、ソフトウェアエンジニアとして、楽天市場や楽天トラベル向け、また楽天の広告事業のコア商品である「Display Ads」等のプロダクト開発だけでなく、チームをリードしメンバーの育成もする。「この経験は、楽天アドロールだからできていると思っています。多くの会社ではすでに決まっていることが多くて、プロダクト開発や育成など、若手のエンジニアができることは珍しいと思いますから。」

楽天アドロールではAdRoll日本法人時代のカルチャーの多くを踏襲している。その一つ、チームビルディングを兼ねた全社のオフサイトミーティングで、Lukaは個人目標として「優秀なチームを作っていきたい」とメンバーに伝えた。

「私は、人に自主性を持たせるとオーナーシップの精神が身につくと思っています。どう開発をすすめていくか、どのプロダクトに注目するか、スケジュールやロードマップも自分で決める。失敗を恐れず、意思決定をする経験を重ねること、つまりそういう機会を与える会社で、人は成長すると思っています。スタートアップは、決めることが多いステージなので、自然と意思決定が必要となり、人が成長することに適しています。それに、楽天アドロールはスタートアップだけれどもJVであり、大きな親会社2社が大きな基盤になっていることで安定感があります。」

ダイナミックな仕事とフレキシブルなマインドセット

楽天アドロールを一言で表すと?の質問に、彼は「ダイナミック&フレキシブル」と答えた。

「物事が変わりやすい環境の中、ビジネスとエンジニアリングにおいて、スピード感を持ってダイナミックに決める場面が多いです。同時に、働き方はもちろん、チームメンバーや上司のマインドセットがフレキシブルなので働きやすいですね。」

未来のメンバーにも、柔軟なマインドセットを持った人、そして経験を大切にする人に来てほしい、と語る。「チャレンジングな環境で、自分で物事を決めていきたいなら、それはここだよと言いたいです。設立して一年が過ぎました。今、そしてこれからがとても良い時期です。」

楽天とアドロール、両社の良さを知るLukaは、楽天アドロールそして自分を俯瞰して語る。エンジニアとしてだけではなく、リーダーとしてチームを育て、この会社を大きく引っ張っていくだろう。

尊敬するご両親の話になると、それまでの真剣な眼差しが優しく和らいだ。「ソ連崩壊の混乱の中、家族を守り抜いた父と母を見てきました。両親に比べると、自分はまだまだですよ」。ダイナミック&フレキシブルは、彼の人生とめざす自身を語る言葉でもあるのかもしれない。

Rakuten AdRoll is a joint venture between a US west coast headquartered ad tech company, NextRoll Inc. and a Japanese Ecommerce platform company, Rakuten Inc. We are always looking for talented people. If you’ve got the desire to grow and challenge in a fun and rewarding environment, check out our current openings!
楽天アドロールは、アメリカ西海岸に本社を置くアドテク企業のNextRoll Inc.と日本に本社を置く楽天株式会社との間で結ばれたジョイントベンチャー企業です。 楽天アドロールでは、新たなメンバーを募集しています。挑戦と成長意欲のある方からのご応募をお待ちしております!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Back To Top